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今日も晴れて、海沿い以外は日中気温が25℃を越える夏日となった。3日続けての雪形撮影に出掛ける。自宅から1時間程走ると、自然豊かな山の懐に入り込むことができる。当地の山は日本有数の豪雪地帯にあり、標高1200〜1500m程の山でも、この時期かなりの雪が山頂周辺には残っている。この残雪の「白」と山の地肌の「黒」のコントラストが、人や動物などの姿となって山裾の人々から望見され、田植え仕事などの「自然暦」としてかつては利用されていた。特に山容が大きく平野部からよく見える、二王子岳、粟ヶ岳、守門岳などは、一つの山体に複数の雪形が現れる望見のメッカである。
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二王子岳(新発田市小豆付近より)
有名な「逆さ男」は未だよく見えない。
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蒜場山(新発田市上赤谷付近より)
頂上よりやや左下に「鷺の首」がはっきり現れてきている。
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気圧の谷が西から近づいてきて、天気はゆっくり下り坂。午前中はほとんど雲が無かったが、午後、次第に上層の雲が増えてきて飛行機雲も長く空に残るようになってきた。明日の予報は「曇りのち雨」となっている。