雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年04月


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本州の南岸を低気圧が東進。関東などの山沿いでは本格的な降雪となっている。当地も気温があまり上がらず、朝から一面の層積雲に覆われ、昼前から弱い雨が降り出し一日中降り続く。


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朝から背の高い積雲が多数立ち上っている。雲と雲の隙間から無数の光が漏れ落ちてきて神々しい。いわゆる「天使のはしご」というやつだ。日中は青空も多く穏やかな日和。空気は少しひんやり気味だが、職場の周りのサクラは大分見栄えがよくなってきた。7〜8分咲きという感じか。夕方になって積雲が再び多くなってきた。西の空の地平線に近いところには、雲の峰が横に連なり山並みのように見える。しばらくすると、頭上から大粒の冷たい雨がぽつりぽつりと落ちてきた。
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雲は多いが日中は薄日も射す、まずまずの天気。先週開花した当地の桜は未だ五分咲き程度で、開花の進行はゆっくりのようだ。午後から次第に天気が崩れ、一面厚い層積雲に覆われてくる。夕方、雲底に形の定まらない雲が列をなして西から東へ流れているのが見えた。ちぎれ雲という層積雲の断片で、かなり低い高度のようだ。日本海の低気圧が近づいており、夜には予報どおり雨が降り出した。

雲多い天気だが大きな崩れはない。庭の水鉢に植えているエンコウソウが黄色い花を一斉に開き始めた。リュウキンカに似ているが茎が横に長く這っており、それが猿の長く伸びた腕のように見えることから名前が付いたものだ。同じ鉢にはミズバショウの真っ白な苞が一足先に顔を出しており、茎葉の緑とともに黄色が加わり、春の色彩が一層華やかになった。未だ芽吹きがしていないオオバボダイジュの裸の枝先には、黒・白・オレンジに塗り分けられたジョウビタキの姿も・・・。

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朝から晴れて気持ちよい。我が家の庭でも、枝垂れザクラがひとつふたつと開き始めた。1週間程前から咲き出していた薄紫のショウジョウバカマは、茎が伸び花数も5つほどになって、上空から見下ろす花火大会のような姿となった。バラのつる先の分厚く重なった赤緑の葉芽がたのもしく風に揺れ、少しずつほころんでいる。他に、行者ニンニクが艶々した葉を何本も広げ、山菜の時期の到来を教えてくれている。夕方、家から歩いて10分程の海岸に行ってみる。日本海は昨夜の荒天のせいか、少し波打っているが、もはや冬とは別物の穏やかさだ。
足元の砂に浮き出た風紋が夕陽を受けてきれいに見えた。

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