雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年05月

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今日はバス+徒歩で通勤。朝から厚い雲に覆われている。IMG_4233
歩いている途中、道路脇の藪に白と黄色の花を見つけた。ヒョウタンボクだ。花の色から別名はキンギンボク。今時分は、海岸林の淵などあちこちでこの花を見かける。花後付く実が、2つ合着してひょうたん型になることからヒョウタンボクの名がついている。また、秋になると赤熟する実は有毒なことから、イチロベイゴロシの異名もある。
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昼頃になると雲はさらに厚みを増し、雲底がムラムラしてきた。程なくポツリポツリと当り出す。夕方から宵のうちにかけて傘が必要な降りとなった。

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日中は雲が無く青空が広がるだけだったが、17時過ぎに仕事を終え駐車場に出てみると、無数の飛行機雲が空に描かれていた。
2019-05-30 (2)
18:00JSTの赤外ひまわり画像を見ると、日本海西部に大きな雲域が来ており、先端は東日本の日本海側に懸かり出している。
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自宅に戻り北西方向の空を見ると、巻層雲に広汎に覆われ出し、暈(ハロ)も現れていた。
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しばらく見ていると、太陽の左側に、特に色が付き強く光る部分が見られた。
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日没後も上層の雲は明るく見えていた。



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夜明け前には雨はほぼ上がる。午前中は雲がまだかなり残っている。
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昼頃になると頭上には青空が大きく広がってきた。気温も21℃程度で清々しい。東~南東の山沿いにはまだ積雲が残っている。さらにその後方には、白い上層の雲が南北に帯のように連なっているのが見える。
2019-05-29 (2)
12:00JSTの赤外ひまわり画像を見ると、日本の東海上に抜けた気圧の谷が南北に大きく弧を描いて伸びている雲の帯となって写っている。上記写真の遠くに見えた雲の連なりは、その雲バンドの西縁を遠望していたことが分かった。
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西から晴天域がどんどん広がってきて、気持ちの良い日没の空となった。

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予報より早く、朝からポツリポツリと雨が当り出す。それでも日中は、弱い雨が降ったり止んだりで大きく天気が崩れることはなかった。夕方、寒冷前線が通過し、風向きが南西から北向きに変わる。気温が下がり、夜には雨は本降りとなった。

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職場の周りの公園では、ヤマボウシの白い花が見頃となってきた。
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ライラックの仲間のハシドイも、房状の白い花を咲かせ始めた。

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近所の空き地にノイバラの大きな繁みを見つけた。小振りの白い花を無数に付けていて、良く目立っているのに何で今まで気付かなかったのか・・・。
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枝先に丸く花序をつくり、芳い香りがする。
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今日も暑かったが、海風が入ったこともあり30℃には僅かに届かなかった。しかし、西から気圧の谷が近づいており、天気は下り坂。
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上層の薄雲だけでなく、夕方には下層の雲も増えてきた。湿度も高くなってきて、夜になっても蒸し暑さを感じる。

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