雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年06月

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昨日の雨のせいで、朝方はそれほど濃くはないが霧が発生した。午前中も輪郭のぼやけた積雲が多い空模様だったが、次第に雲は少なくなった。日中は日射しは強いものの、予想ほどは気温が上がらず、まずまずの快適な天気となった。
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職場の隣の公園では、アジサイが次第に色づいてきた。
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日没頃、自宅近くの海岸に行ってみた。先日の地震では津波注意報が発令されたが、最大で10cm程度の潮位の上昇だったようで、砂浜を見た感じでは特に痕跡等は見られなかった。

2019-06-19 (1)
昨夜の地震は、東日本の広範囲で揺れを感じたようだ。震央から100㎞程離れた当地では被害が無かったが、揺れは結構大きかった。
2019-06-19
12:00JSTの赤外ひまわり画像。震央に近い県北地域では雲が発達し、日中強めの雨が降り続いた。地震のため警報基準が引き下げられ、大雨警報が発令された。
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当地でも、朝方から降り始めた雨は断続的に夕方まで降り続いた。

昨日22:22頃、大きな地震があった。緊急地震速報が鳴ると、すぐに小刻みな縦揺れが来て、そのあと大きな横揺れがしばらく続いた。当地の震度は4で、棚の上に不安定に積み上げた物が落ちた以外、大きな被害はなかったが、地震後すぐに津波注意報が発令された。私の住んでいる場所は海岸から1km程の砂丘地上の高台にあり、海岸近くの低い場所に住んでいる人たちが高い位置へと避難してきた。また同じ区内では3000世帯ほどが停電となっているが、幸い私の住んでいる所は通常どおり問題なく明かりがついている。地震後、職場に登庁し安全確認等を行って、日付が変わった午前0時過ぎに帰宅してきた。市内は被害が無いと思われるが、同じ下越地区で震源に近い村上市では最大震度6強と強烈な揺れだったようだ。午前1時に津波注意報は解除となった。今後、大きな余震が来なければいいが・・・。

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低気圧はオホーツク海へと遠ざかり、日本海には高気圧が移動してきたが、当地では今日も厚い雲が残り、時々弱い雨が降る天気となった。西風が強いと、日本海側では海を渡る湿った気流が流れ込むためだ。
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夕方の帰宅時、角田山方向を見ると、数百メートルのごく低い高度で雲が帯状に海から入り込んでいた。
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日没時、海岸まで行ってみた。風は弱くなってきたが、海はまだ白波が立っており、大きな波音が轟いていた。
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晩秋のような物淋しい夕景だ。
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昨日の強風で、砂浜では砂がかなり飛んだようだ。先日海岸を訪れた時見えていたハマゴウやハマボウフウはすっかり砂をかぶって埋もれており、海岸植物の生育環境の厳しさを感じさせる。

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雨、風ともに強く、警報・注意報の発せられる天気となった。
2019-06-16 (6)
15:00JSTのひまわり赤外画像。昨夕、北陸付近にあった低気圧は東北地方から三陸沖へ抜けた。北西から回り込むような雲域が東日本に掛かり続けている。
2019-06-16 (1)
当地では山沿いなどで降水強度が強いところがあり、地域的に夕方になっても大雨警報が発令されていた。
2019-06-16 (5)
風も西寄りの海からの風に変わって強く吹き続けた。
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平均風速は10m/sを超え、最大瞬間風速は20m/s程に達した。木々の枝は大きく揺れ、看板などは風で倒れた。日本海も時化もようとなり、夜遅くなっても窓を開けると海から波の音が轟続けた。


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