雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年07月

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(黒姫山)
今日は仕事の休みを取って、例年今時分ルバーブ、ブルーベリー、トウモロコシなどの夏野菜や果実を求めて訪れている黒姫高原~飯綱高原へ、日帰りで行ってきた。野菜を買うため立ち寄った信濃町の道の駅からは、黒姫山や妙高山がよく見えた。
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(妙高山)
熱帯低気圧から発達した台風6号が紀伊半島の南海上にあり全国的に暑くなったが、特に北陸地方では猛暑となった。長野県北部の高原も晴れて暑い。
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(飯綱高原 大谷地湿原)
蕎麦を食べてから飯綱高原まで上がってみた。午後になると飯綱山上空にかなり雲が湧いてきている。
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(飯綱高原 大座法師池)
涼しくはないが湖畔の木陰では吹き抜ける風が心地よい。
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高原に上がる道端ではノリウツギの白い花が目立った。


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梅雨明けした昨日より、さらに青空が広がり気温も上がった。湿度は下がり、もあっとした暑さとなる。
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こうなると夏真っ盛りの感じが一挙にしてくる。職場の周りではセミの声が盛んとなり、植え込みのサルスベリの赤色も際立ってきた。
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しかし、高気圧の縁を回る下層暖湿気の流入パターンは続き、内陸では雲が局地的に発達。夕方、当地からは今日も、福島県方面の発達した雲の遠景が見られた。
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海上(佐渡ヶ島)方面は雲も少なく、きれいな夕暮れとなった。

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当地のある北陸地方の梅雨明けの発表があった。昨日までと比べると、かなり青空が広がり、夏らしい強い日射しとなってきた。毎日続いていたジメジメした鬱陶しさも、今日はあまり感じなくなってきた。体感としても梅雨明けでいいと思われる。
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しかし、関東地方や東北地方ではまだ梅雨明けの発表が無い。上空の寒気と下層の暖湿気の流入パターンは続いており、福島県や栃木県では午後激しい雷雨となった。当地からも福島県方面で発達した積乱雲の遠景を見ることができた。(上記は17:30頃の写真)

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天気図上、梅雨前線は消滅したようになっているが、上空の寒気と下層の暖湿気流入で西日本~東北南部にかけて広範囲で大気の状態が不安定となっている。当地も雲に覆われ非常に蒸し暑い天気となり、朝方と日中、短時間ではあったが強い降雨があった。

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日本海北部に台風から変わった低気圧があり、前線が日本海から関東地方まで伸びている。当地は今日も曇り空で日射しはほとんどない。
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ただ、風が南東の山越え気流となっており、曇り空ながら今日も気温が上がり、かなり蒸し暑かった。
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夕方の北西の空は下層の雲が少なくなり、巻雲、巻積雲が輝いていた。

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