雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年10月

大型の台風は、南海上から東海・関東地方に向って北上を続けている。台風の外周の雲域は広大で、その北側に前線もあることから、南西諸島を除き九州から北海道まで日本列島のほとんどが雲の下となってきた。
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朝の空。東寄りの風となって、五頭山などの山域の頂部は堤状の鉢巻雲に覆われている。
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昼頃の空。頭上は中上層の雲が主体で、空にはまだ明るさがある。上越国境方面の山岳の頂部は、五頭山と同様、雲に覆われている。
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夕方の空。午後になって、写真の正面、北寄りの風が少しずつ強くなってきた。時おり弱い雨が落ちてくるが、まだ本格的な降りではない。

前線と合わさってきた台風19号の外縁の雲が関東地方南部に懸かりだした。また、沿海州に前線を伴った低気圧があり、北日本では西から雲が広がってきた。東日本には、これら南北の雲域に挟まれた狭い晴天域があり、当地はその中でほぼ快晴の状態が一日続いた。IMG_5890
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昼頃の空。日中、上層の巻雲が一時的に増えた。
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夕暮れの空。ほとんど雲が無く、澄みきった日没となった。

西から高気圧が移動、日本海南部に中心がやってきた。
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午前中の空。晴れ上がった青空に積雲が浮かぶ。
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昼頃の空。まだ積雲が多く浮かぶ。
この後、雲は減っていき、夕方になると完璧な快晴となって暮れていった。穏やかな星空の夜だが、昨日の荒天の余韻か、海からは低い波の音が轟いてくる。気温がかなり下がってきた。

地上天気図上では、日本海から沿海州にかけて3つの低気圧が解析され、それに伴う寒冷前線が昼頃と夜、当地を通過した。一日中厚い雲に覆われ、時々強いにわか雨が降る天気となった。夜、2本目の寒冷前線が通過後は西寄りの風が強くなった。
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午前中の空。温暖前線と寒冷前線間の暖域に入っている。この時は雨は降っていない。この後、寒冷前線の通過があり、強いにわか雨が降った。
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弥彦山、角田山方面を見ると、雲底高度がかなり低いことが分かる。

高気圧の中心は千島近海に去り、日本列島は高気圧の後面に入った。朝鮮半島付近に低気圧が発生し、次第に顕在化してきた前線を伴い東進している。
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午後の空。当地は昨日の北寄りの風から、今日は南東の風に変わり、日中の気温は2℃程高くなった。頭上は高層雲に一面覆われ、県境の山岳方面では頂上部に鉢巻雲が懸かっている所も見られた。
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夕方になるにつれ、下層の層積雲が増えてきた。

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