雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2019年12月

日本付近は冬型気圧配置が強まっている。ただ、寒気の流入はまだ北日本止まりで、北陸地方までは下りて来ていない。
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(朝の空)
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(昼の空)
当地も冬型らしい空模様で、強い北西の季節風に乗り雲が多いが、気温は6℃程度で雪とはならず、時々冷たい雨が降る天気となっている。

オホーツク海に発達中の低気圧があり、大陸の高気圧が東シナ海方面に張り出してきて、日本付近の気圧傾度が大きくなっている。日本海の筋状の雲は大陸からの離岸距離が小さく、冬型が強いことを物語っている。
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(朝の空)
当地は、朝のうちは青空も見られたが、その後は中下層の対流雲が流れ込み、時々風雨が強まる荒れ模様の天気となった。

日本海に前線を伴った低気圧があり、発達しながら北東進。寒冷前線が日中通過した。
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(朝の空)
当地は朝から雲が厚く、昼前から本格的な雨となる。夜になると西風が強まってきた。

日本海北部の低気圧から伸びる寒冷前線が南下。また東シナ海にも前線を伴った低気圧があり、夜には対馬海峡付近に達した。
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(朝の空)
上層の巻雲、飛行機雲が目立つ。
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(昼頃の空)
朝と同様、上層の雲が多い。
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(夕方の空)
午後になり、次第に中下層の雲が増えてきた。

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