雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年01月

日本の南海上に前線が停滞。一方、中国東北部に高気圧があり、日本付近は北高南低の気圧配置となっている。
RIMG0664
(朝の空)
日本海側は、前線から遠く離れており、雲は多いものの日射しがあるまずまずの天気。



樺太付近にある低気圧から伸びた寒冷前線が、昼頃北陸地方を通過した。
RIMG0663
(昼頃の空)
午前中、南西からの風だったのが、昼過ぎには北西方向に変わった。ちょうどこの時間帯、俄か雨が降る。

華中から日本の南岸に前線が伸び、四国付近にある低気圧が東進。
IMG_6734
(朝の空)
一日中厚い雲に覆われ、午後は時々雨の降る天気となった。東寄りの風で、気温は高めで推移した。

移動性高気圧の中心は日本の東海上に移り、天気はゆっくりと下り坂。
IMG_6727
(午前中の空)
午前中は晴れて、朝は冬らしい寒さとなった。
IMG_6731
(午後の空)
高積雲が広がり、たくさんの雲の隙間から太陽光が降り注ぐ。

冬型気圧配置が一時的に強まり、寒気も入ってきた。しかし早くも高気圧が移動性となり、夜には中心が日本海へ・・・。
IMG_6723
(昼頃の空)
青空が見えているが、時々発達した積雲が頭上を通ると雪が舞った。今冬は冬型気圧配置になっても寒気が入らず雨ばかりだったが、今日は空気も乾いていたせいか、冬らしい冷たい風が吹いて雪となった。
IMG_6726
(夕暮れの空)
日没の時間は、一月前に比べ大分遅くなってきた。空に占める雲は少なくなり、西の空には宵の明星が明るく輝く。

↑このページのトップヘ