雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年04月

本州南岸、日本海、沿海州と3つの低気圧が南北に並び、日本付近は深い気圧の谷に入っている。
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一日中厚い雲に覆われ、時々雨の降る天気となったが、雲の流れが速くなった夕暮れ時、雲の切れ間から夕陽が射して空が染まった。


昨日、本州の南岸沿いを進んだ低気圧は東海上に抜け、日本海の高圧帯に覆われてきた。しかし、東シナ海には早くも次の低気圧があり、九州地方に近づいて来ている。
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当地は、午前中は雲が多かったものの、日中はよく晴れた。ただ、山沿いは日中も雲が取れず、雲の土手のように遠望された。
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午後、人と接触しないよう注意しながら、運動がてら近所の西川沿いの道を歩いてみた。市内のほとんどの桜は、花吹雪きの状態だが、一部には未だかなり花が残っているものがあった。
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頭上の空は、飛行機雲や巻雲など上層の雲が少しあるだけだ。

本州の南岸沿いを、前線を伴った低気圧が発達しながら東進している。
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日本海側の当地でも朝から雨となり、時々強めの降り方をしながら一日中降り続いた。
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そんな雨降りの我が家の庭では、ミズバショウの白い苞が次第に大きく目立ってきた。中の地味な花は未だ青々しい。
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イカリソウも、かなり咲き揃ってきた。

昨日、日本海に中心のあった高気圧は、東北地方から日本の東海上に移動した。換わって、九州の西から前線が東進してきた。
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当地は、晴れて気温も上がってきた。日中、上層の薄雲により暈(ハロ)が現れた。

日本付近は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われ、晴天域が広がっている。
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当地もよく晴れたが、北寄りの風となったため、昨日よりちょっぴり肌寒くなった。

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