雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年05月

梅雨前線は、九州から四国の南で北上しており、その上に低気圧が発生してきた。
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前線から遠く離れた日本海側の当地では、天気の大きな崩れはなかった。朝から、飛行機雲など上層の雲が出ている程度。
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日中は巻層雲が広がり、暈(ハロ)が現れた。これは一般的な22°ハロだが、ネットでは、関東地方などで太陽のすぐ周りにできる珍しい9°ハロが見られたと話題となった。
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夕方、家の近くの海岸に行ってみる。
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日射の影響で積雲が湧いている。
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海は穏やかで、太陽の道の向こうに佐渡ヶ島が大きく横たわっている。
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今日は、粟島もよく見えた。
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初夏の砂浜では、ハマヒルガオや、
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スナビキソウが咲き出していた。

本州付近は高気圧に覆われているが、関東地方の上空には寒気が入り込み、大気が不安定となっている。

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朝のうちは湿度が高く、弥彦山などの山裾には層雲が張り付いた。
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日中は海岸部ではよく晴れたが、午後、関東地方との県境の内陸方面で、雲がかなり発達しているのが遠望された。
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気持ちがいい天気の中、近くの公園でタープを張ってしばし過ごす。


本州付近は高気圧に覆われ、よく晴れている。
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当地も一日中よく晴れて、雲の無い夕暮れを迎えた。
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我が家の庭では、昨年に比べやや遅れてニッコウキスゲが咲き出した。

梅雨前線は台湾付近まで南下しており、本州付近は晴天域が広がっている。
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一日中よく晴れて、日射しが強かった。山沿いでは日射で積雲が湧いているが限定的。
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夕方、佐渡ヶ島が見える北西の空にレンズ状の高積雲が現れて、太陽の周りに色を付けていた。

日本付近は気圧の谷となっている。
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昨晩から朝方は雨となったが、日中は雲が多いながら青空も見られた。下層には、海上から侵入してくる湿った気流に乗ってやってきた、千切れ雲の塊が多くある。
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午後は再び雨となったが、長くは続かなかった。
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雨後の夕暮れの空。

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