雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年06月

日本海西部にある低気圧から東に伸びる温暖前線が、北陸付近に懸かっている。
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当地は日中雨となったが、夕方には上がり若干だが薄日も射した。ただ、この晴れ間も一時的のようだ。

本州付近では梅雨前線は大きく南下。東日本は日本海に中心のある高気圧に覆われてきた。
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鳥屋野潟湖畔から見た昼の空。積雲の並雲が多いが、青空が広がってきた。気温も25℃台で爽やか。
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職場から見た昼の空。ビル群の向こう、日本海方向には積雲が壁のように連なっていた。

梅雨前線は引き続き太平洋岸に停滞。
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一日中、層積雲に全天覆われ、一時雨が降る天気となった。雲底の高度は、弥彦山(左)の頂上部が隠れ、角田山の頂上部が辛うじて隠れていないことから、約500mと推定される。
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午後、三条市のしらさぎ森林公園に行ってみる。木道沿いのハナショウブの花は盛りを過ぎており、今はアジサイが見頃となっていた。
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山裾では、オカトラノオの白い花が咲き出していた。

梅雨前線は太平洋沿岸まで南下した。
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朝のうちは層積雲に覆われ、弥彦山や角田山は半分雲に隠れている。おそらく、高い山から眺めれば雲海が広がっていたことだろう。昼前から青空が広がり出し、午後は上層の雲だけでよく晴れた。

日本海にある低気圧の動きは遅い。梅雨前線はゆっくりと南下。
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昨夜の雨は午前中にはほぼ上がったが、厚い雲はなかなか取れなかった。
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夕方になり、北西の空から雲が解れ出した。隙間から薄日が覗く。

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