雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年07月

東日本は気圧の谷となっており、上空の寒気の影響で積乱雲が発達したため、新潟県・福島県などでは大雨となったところがあった。
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当地も夜明け前から昼頃にかけて大雨となり、かなりの降水量となった。午後には雨は上がり、次第に青空も見えてきた。夕方、いつもの関屋分水河口近くの公園展望台から、雨上がりの空を眺めた。
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佐渡ヶ島方向の空。
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粟島方向の空。
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県の北部方向には、まだ発達した雲が遠望される。
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海からの湿った気流の影響で、弥彦山・角田山の頂部には雲が懸かっている。
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日本海の水平線の上には、まだたくさんの発達した雲が見られる。

千島の南に中心のある高気圧が張り出してきて、東日本では梅雨前線が南海上に大きく南下している。
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当地では午前中までは雲が多かったものの、昼頃からは青空が大分広がってきた。そのせいで、午後は暑くなってきた。
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夕方の空。
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日没間際の空。

低気圧が日本海を東進、梅雨前線が東北南部を横断している。
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(18:00頃の西の空)
前線に近い秋田県、山形県、新潟県北部などでは記録的な大雨となった。特に山形県では、最上川水系で氾濫の危険性が高まっている。
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(同時刻 佐渡ヶ島方向の空)
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(同時刻 山形県境方向の空)
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当地は前線の南側に入っており、南西の風が強く吹き雲の流れは速い。この湿って暖かい強い南西風が前線付近で収束して、強い雨を降らせる積乱雲を発達させている。

梅雨前線は引き続き日本海を通り、東北南部を横断している。
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当地は雲が厚く、時々雨が強く降る梅雨末期の天気となった。
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弥彦山などには、層雲が懸かっている。
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雨の中、郊外の畑では夏野菜のオクラの黄色い花が目立っていた。

気圧配置は昨日からほとんど変わらず、東北付近の前線は少し北上した。
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当地は今日も曇り空で、時々雨の天気となった。特に夕方は、雷を伴い一時強い降り方となった。

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