雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年08月

昨夜激しい雷雨をもたらした前線は、関東地方まで南下した。オホーツク海に高気圧があり、日本付近に張り出している。
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当地は朝方まで雨が残り、夕方になっても雲が多かった。気温は30℃を割り、猛暑は一服した。

日本海北部に懸かっていた前線は日本海中部まで南下。前線上の北海道の西には低気圧が発生。
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朝の佐渡ヶ島方向の空。
昨日までは対流性の雲の発達は山沿い中心だったが、今日は海上や海岸部でも午前中から雲が湧いている。
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午前中には海岸部にある当地の周辺でも雄大積雲が発達し、見上げるような雲の峰が間近に見える。
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夕暮れの海岸から見上げた空。海上には発達した雲が林立し荘厳な姿を見せた。
夜になると陸地に次々に接近し雷鳴が轟き続け、夜遅くには激しい雷雨となった。
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内陸方面でも積乱雲が多数発達、雲の峰々が残照でピンク色に染まる。
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太陽が沈む方向と反対の東の空には、反薄明光線がはっきりと見られた。

日本海北部から北海道に懸かっている前線はゆっくりと南下してきている。前線に向かって下層暖湿気が流入しており、東日本から北日本では大気が不安定となっている。
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当地では、朝方から昼前までは層積雲に全天覆われ日射しはほとんど無かった。
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海岸部では、昼頃から青空が広がり日射しも出てきた。最高気温は33℃台と昨日までのような猛暑日とはならなかったものの、今日も暑くなった。
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午後は、山沿いなどで対流性の雲が発達した。

黄海から中国東北部を通って北海道の北に前線が伸びている。前線上の中国東北部には低気圧がある。
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(朝の砂丘地)
当地は今日も朝からよく晴れた。自宅近くの砂丘地の畑ではスイカの収穫がすっかり終わり、秋蒔きのダイコンのための耕起が進んでいた。
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(午後の空)
フェーン現象もあり、連日の高温となって今日も35℃超えの猛暑日となった。
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山沿いでは昨日よりも積雲が発達している。
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夕暮れの空では巻雲がピンク色に染まった。

台風8号は朝鮮半島北部に上陸し、午後には温帯低気圧に変わり前線を伴って中国東北部を北東に進んでいる。フェーン現象で日本海側各地で高温となった。
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当地も最高気温が35℃を超える猛暑となった。
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日が暮れてもなかなか気温は下がらない。

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