雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年11月


(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの雲の流れの300倍速タイムラプス画像)
日本海には上空の寒気を伴うトラフがあり東進している。
日本付近は大局的にみると西高東低の冬型気圧配置となっているが、等圧線の間隔は緩んでおり季節風の吹き出しは弱い。
雲動画も、低層の雲が東から西に流れており、本来の季節風吹き出しの状況とは異なる。
ただ、日中の気温は8℃台止まりと低く、冷たい雨が降り続いた。

日本付近は西高東低の冬型気圧配置となっているが、山陰地方の沿岸には弱い低気圧があり東に進んでいる。
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(午後の空)
当地は終日曇り空で、最高気温も10℃程と寒い一日となった。
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我が家の庭では、自然に生えてきたヤツデが球状の花を咲かせてきた。


(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの雲の流れの300倍速タイムラプス画像)
昨日日本海にあった低気圧は東海上に抜け発達し、日本付近は冬型気圧配置が強まってきた。
当地は北西から西寄りの風が強く吹き、日中の気温は10℃程度で、体感的には寒かった。
低い雲が海上から次々に入り込み、晴れ間と俄か雨が繰り返される時雨模様となった。
朝のうち、虹が現れたのが映っている。

山陰沖に低気圧があり東北東に進んでいる。
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(午後の空)
朝のうちは雲が多かったが、次第に少なくなって日中は青空が広がった。
高積雲が目立つ。


(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの雲の流れの300倍速タイムラプス画像)
関東沖の低気圧は東海上に去り、日本付近には大陸奥地に中心のある高気圧が張り出して、西高東低の気圧配置となってきた。
当地は雲が厚く、時々雨の降る天気が続いた。

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