雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2020年12月


(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの300倍速タイムラプス画像)
冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が入ってきたため、日本海側では本格的な降雪となった。
県内では山沿いで大雪となっており、津南では昨日から積もり出した積雪が1mを超えてきた。
海岸部の当地では北西の風が強く、時々雪の降る天気となったが、積雪までにはなっていない。

カムチャッカ付近に発達した低気圧があり、大陸からは優勢な高気圧が張り出してきて、日本付近は冬型気圧配置が強まってきた。
日本海は筋状の雲にびっしり覆われている。
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(昼過ぎの空)
当地は未明に最高気温を記録した後、どんどん気温は低下し、日中は3℃台の寒さとなった。
北西の風が強く吹き、時々雪や霰が降ったが、海岸部なので未だ積雪とはなっていない。




(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの雲の流れの300倍速タイムラプス画像)
大陸から高気圧が張り出して、日本付近は冬型気圧配置となっている。
朝鮮半島付近にあった弱い低気圧は、日本海に入り前線を伴って発達しながら足早に東に進んでいる。
低気圧の後面には、上空に強い寒気が控えている。
当地は雨が降り続き、時折霰も混じる寒い一日となった。
夜には低気圧が北陸地方に近づき、雷も轟いた。

本州の東海上や伊豆諸島付近に低気圧があり、東北東に進んでいる。
大陸から高気圧が張り出してきて、日本海や日本の南海上には季節風の吹き出しによる、筋状の雲が現れてきた。
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(午後の空)
当地では一日中雨が降り続いた。
週明けからは冬型が強まり、本格的降雪が予想されることから、車の冬タイヤへの交換を行った。

本州付近は東西にある高気圧の間になり、関東沖には低気圧もある。
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(朝の空)
当地は、朝のうちは上層にきれいな巻積雲が見られるだけで、よく晴れていた。
最低気温は1℃台まで下がり、初霜・初氷も観測された。
しかし、中・下層の雲が急速に広がってきて、昼頃からは本格的な雨が降り出してきた。

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