雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年01月

中国東北部や北海道北部などに低気圧があり、日本付近は南高北低のような気圧配置となっている。
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(昼過ぎの空)
当地は南寄りの風が吹き、日中の気温は6℃台となった。
曇り空で時々雨の降る天気となり、積雪は緩みかなり量が減ってきた。

日本海と本州の南海上には低気圧があり、日本付近は気圧の谷となっている。
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(昼過ぎの空)
一日中曇り空が続き、夕方からは冷たい雨が降り出した。
積雪は気温の上昇で緩んできた。
道路わきには雪の壁ができており、至る所で交通の障害となっている。

大陸から張り出していた高気圧の一部が移動性となって本州付近に中心を移し、しばらく続いた冬型気圧配置もすっかり緩んだ。
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(庭の積雪)
昨夜から明け方までの強い降雪で新雪が20cm程加わり、積雪は60cmを超えてきて今冬最高となった。
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(夕方の空)
ただ日中はほとんど積雪は増えず、一連の寒波も今日でようやく峠を越えたようだ。


冬型気圧はやや緩み、夜には北陸地方沿岸に小低気圧が近づいてきた。
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(午後の空)
降雪は小康状態で、時折雪はちらつくものの、日中積雪量が増えることはなかった。
夜になって、再びしんしんと雪が降ってきた。
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(我が家の庭)
庭には45cm程の積雪がある。
雪の上の野鳥の餌台には、今冬はじめてアトリ科の鴲(シメ)が現れた。
餌を独り占めしたいらしく、餌台に群がる雀たちを必死に威嚇して追い払っていた。

日本付近は強い冬型気圧配置が続いている。
JPCZが指向する北陸地方では、平野部でも記録的な大雪となっているところがある。
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(我が家の庭)
海岸部の当地では、朝まで強い降雪となっていて積雪は50cmを超えてきた。
日中はほとんど雪は降らず小康状態だった。
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周辺では、除雪した雪が山となっている。
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(夕方の海岸)
日本海の上空には、雪雲がびっしりと見える。
県内でも上中越では強い降雪が続いており、上越市(高田)では24時間降雪量の記録が更新され、積雪は2mを軽く超えてきた。山沿いでは3mに迫ってきている。
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海岸砂丘は雪山のようになっている。


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