雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年03月

今日は日本海の低気圧に向かって暖気が入り込み、当地では天気が悪かったものの最高気温が21℃を超える暖かさとなった。

早春の植物をもうひとつ。
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これは昨日の早朝、近郊の田園地帯を歩いた時の写真。
舗装されていない農道の脇に、霜を置いたヒメオドリコソウが延々と群れていた。
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昨日の朝は、快晴無風の良い天気だった。

週末の午後、家から遠くない角田山山麓を歩いてみた。

出掛けたのが午後遅くなったため、朝から晴れていた空は、予報どおりすっかり曇り空に変わっていた。

まず歩いたのは、天狗谷と呼ばれるミズバショウの自生地だ。柿畑が広がっている丘陵地の尾根から数十m下った谷底の、こじんまりとした小川の流れに沿って、白い小さな苞をぽつぽつと見せはじめている。脇の斜面の日当たりでは、ヤブツバキの赤い花が盛りとなっていた。

ユキワリソウを見るために海側の登山口に向かう途中の山裾では、アズマイチゲの純白可憐な花が目に付いた。アネモネの仲間で光に敏感なこの花は、曇り空で花びらがやや閉じかけているものが多い。

夏は海水浴場となる海岸沿いの大きな駐車場に車を置き、そこから少し歩いて桜尾根と呼ばれる登山道に取り付いた。ここはユキワリソウの名所として知られている。3分ほど歩き少し高度が上がると、急に登山道の両脇にユキワリソウの群落が現れる。民有地の山で、もともと自生していたものと保護のために植栽したものが合わさって、とてもカラフルで多様なユキワリソウを飽くことなく見ながら登っていける。15分ほど歩いて見晴らしのいい鞍部まで上がると、カタクリの花が咲き始めているのにも出会うことができた。

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(ミズバショウ)

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(ヤブツバキの赤い花)

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(純白なアズマイチゲ)

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(多様なユキワリソウ)

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(咲き始めたカタクリ)

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(桜尾根から日本海を見下ろす)

気圧配置は昨日とほとんど変わっていないが、上空の寒気が抜け日本海側でも雲は少なくなってきた。
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(朝の空)
朝のうちは高層雲など雲が広がっている。
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(昼過ぎの空)
かなり青空が広がってきた。
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(夕暮れの空)
巻雲が輝く夕空。風はまだ冷たい。

日本海に高気圧の中心が移動してきた。
北日本で冬型気圧配置が残っており、日本海側では雲が多くなっている。
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(日中の空)
昨日よりも雲が多めの天気となっている。
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(夕暮れの日本海)
海からの風はまだ冷たい。


日本の南海上には前線が停滞している。
北日本中心で西高東低の冬型気圧配置となっている。
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(昼過ぎの空)
北日本の上空には寒気が入ってきて、日本海には筋状の雲ができている。
当地も雲が多め。西風が吹き体感的にも肌寒い。
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(夕暮れの空)
雲はかなり少なくなってきた。

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