雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年03月

日本海北部に前線を伴った低気圧がある。
また、華中から東シナ海を横切り本州付近まで停滞前線が延びてきた。
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(朝の空)
朝のうちはまだ晴れていて青空も見られた。
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(昼過ぎの空)
日本海から寒冷前線が近づいてきて、昼前から雨が降り出す。
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(夕方の空)
夕方には雨は上がり、再び青空が広がってきた。
前線の通過時に黄砂の飛来が予想されていたが、目立つほどではなかったようだ。

西日本に中心を移してきた移動性高気圧に全国的に覆われてきた。
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(昼過ぎの空)
当地も晴れて暖かかったが、空には積雲など雲が多めの天気となった。
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(日没後の西の空)
夕方になると雲はかなり少なくなり、西の空には新月を過ぎたばかりの細く鋭い月が懸かっていた。

前線を伴いながら本州南岸を進んだ低気圧は三陸沖に達した。
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(午後の空)
一日中厚い雲に覆われ、時々雨が降る天気となった。
西風が吹き気温も上がらず、肌寒く感じた。

我が家の庭で雪割草が咲き出した。

十年以上前に山間部の道の駅で購入したものだが、毎年早春の庭先で、どの植物よりも真
っ先に花を咲かせる。

枯れ草色の単調な色彩の庭で、ぱっと目に飛び込む鮮やかな花の色。

花弁と思っているものは植物学的には本当はがく片で、赤紫や白色など変化に富んでいる。

今朝は雨降りの中で皆俯いていたが、雨が止むとすぐに上を向き出し、写真に笑顔で写っ
てくれた。

家から近い角田山は雪割草の自生地として名高い。

日当たりの良い斜面では、もうかなり咲き出している頃だろう。

来週は野生の雪割草を見に行こう

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九州付近に前線を伴った低気圧があり東に進んでいる。
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(朝の空)
全国的に雲に覆われてきたが、日本海側の一部などでは晴れた所もあった。
当地も朝夕は日照があり、朝はむらむらした巻層雲によって、明瞭ではないが太陽の周りにハロ(暈)が現れた。
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(夕方の空)

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