雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年03月

本州付近に高気圧の中心が移動してきた。
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(昼過ぎの空)
高気圧に覆われ穏やかに晴れた。
朝は氷点下まで気温が下がったが、日中は10℃台まで上がった。

北海道付近に低気圧があり東北東に移動。
中心から延びる寒冷前線が、午前中に東日本を足早に通過した。
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(朝の空)
前線通過に伴い、当地では明け方頃に一時雨となった。
8時頃にはもう雨は上がり、青空が広がり出す。
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(昼過ぎの空)
日中はすっかり天気は回復した。
しかし北西の冷たい風にかわり、体感的には肌寒い。

本州付近は東西に連なる高気圧帯に覆われている。
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今日はよく晴れ上がった。
正面の二王子岳は雪をたっぷりと纏い、その奥の飯豊連峰はひたすら純白に輝く。

日本付近は広く東西に延びる高気圧帯の中にあるが、東日本は高気圧の間の谷間のようになっており、本州の南海上には低気圧がある。
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(朝の空)
煙突の煙が2か所映っている。
左側の煙突の煙は左方向(北西方向)に流れているのに対し、右側の煙突の煙は少し上昇してから右方向(南東方向)に流れている。おそらく、微妙な高度の違いで風向が変わっているのだろう。
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(昼過ぎの空)
青空が広がり出し、遠景の雪山も見えてきた。
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(夕方の空)
雲はさらに少なくなってきた。

大陸の高気圧が移動性となり、日本海の中央に中心を移してきた。
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朝のうちは雲が多かったものの、日中は高気圧に覆われてよく晴れてきた。
ただ大陸の冷たい空気が入り込み、日中の最高気温は5℃台止まりで、かなり肌寒かった。
好天に誘われ、近郊の上堰潟公園に今春初めて出かけてみる。
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広い水面にはカモ類が多く見られた。
遠景には純白の飯豊連峰の姿が。
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雲は上層のものだけで、巻雲や飛行機雲が青空に描かれている。
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3月になると、ほとんどのハクチョウ類は北への帰路につく。
1羽だけ残っていたハクチョウはどうしたのだろう。

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