雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年10月

本州付近を覆っていた高気圧は東に移動。
南海上に発生した低気圧が発達しながら北東に進んでいる。
北日本を除き全国的に雲に覆われ、太平洋側では雨が降っている所も多い。
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(25日午前中の志賀高原蓮池付近の紅葉の様子)
長野県の志賀高原に行ってきた。
標高1500m以上付近では、数日前に降った雪が残っている。
本格的な紅葉の前に降雪を迎えたようで、まだ緑を残した木々が多い。

伊豆諸島の南にあった低気圧は東海上に抜け、日本付近は再び冬型気圧配置となった。
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(夕方の空)
本州付近は等圧線が込み合い、当地でも朝方は強風が吹き荒れた。
日中も寒気の影響で時雨模様となる。
夕暮れ時、少しだが日を受けて雲が色付いた。

南西諸島付近にあった低気圧は、伊豆諸島の南へ移動してきた。
日本海側の天気が回復してきたのに対し、太平洋側では雲が多くなっている。
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(朝の空)
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(日中の空)
当地も時雨模様は解消、日中はかなり日射しがあった。

西高東低の気圧配置は続いているが、本州付近の等圧線の間隔は緩んできた。
南西諸島方面に前線を伴った低気圧が発生し東北東に進んでいる。
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(朝の空)
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(昼過ぎの空)
昨日の強風は収まったが、寒気の影響で今日も時雨模様の天気となった。

日本海の低気圧は北日本を横断して東海上に抜けた。
本州付近は等圧線が込み合い、強い冬型気圧配置となっている。
寒気の吹き出しに伴い、日本海は再び筋状の雲にびっしりと覆われている。
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(昼頃の空)
当地は西寄りの風が非常に強く、一時暴風警報が発令された。
青空が出ているかと思うと、激しい雨が降る時雨模様の天気。
発達した積雲があちこちに見られた。



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