雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

2021年12月

本州は、はるか東海上に移動した高気圧の後面に入っており、地上
のシア―ラインも懸かって天気がぐずついている所がある。
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(午後の空)
当地は今日も曇り空となった。
朝方は冷え込み、日中も日射しが無いため寒かった。


大陸の高気圧は移動性となり日本海に中心を移してきた。
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(午後の空)
日本海に現れていた筋状の雲は少なくなってきたが、沿岸部に懸かっていた
雲はなかなか取れず、日射しはほとんどなかった。
そのため日中の気温は上がらず、最高気温は6℃台と昨日よりも寒い日となった。

日本付近は再び冬型気圧配置となり、季節風が強く吹いている。
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(午後の空)
日中の最高気温は8℃止まりで、冷たい雨が降っている。
夜になり北西の風がさらに強くなってきた。

日本海に前線を伴った低気圧があり北東に進んでいる。
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(昼過ぎの空)
日中は穏やかに良く晴れた。朝は冷え込み、山沿いで濃霧となったところも。
ただ晴天は長くは続かず、夜には寒冷前線が日本海沿岸まで近づき雨が降り出した。

冬型気圧配置が続いており、日本海側では時雨れ模様となっている。
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(昼頃の空)
当地も冷たい風が吹き付け、どんよりした曇り空で時々雨となった。
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と思ったら、わずか30分後には青空が広がっている。
これが繰り返される、典型的な時雨模様だった。

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