雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

カテゴリ: 砂丘地

私が住んでいる新潟砂丘は、長さ数十kmにも及ぶ規模の大きなものだ。
我が家から角田山方向に20分程車で行くと、見晴らしの丘がある。
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今日の午後、丘まで行ってみた。
見晴らしの丘の標高のは40~50m程。
昔は周りも同程度の高さで北東方向に延々と続いていたが、高速道路
の盛り土など土木事業用に砂が大規模に採取されたため、今ではかな
り低くなってしまっている。
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平坦となった砂丘地は、現在は畑として大規模に作付けが行われて
いる。その景観は、まるで北海道のようだ。






我が家から車で15分程の砂丘地に、日本海側としては規模の大きな
メガソーラーがある。
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今日の午後、ちょっと見に行ってみた。
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元々ここは、砂丘地の畑が広がっていた場所で、周りでは今もスイカや
ダイコンなどの栽培が行われている。
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ここの敷地面積は約78万㎡で、東京ドーム約16個分の広さ。
パネル出力規模は55.61MWで、冬季の日照が少なく太陽光発電が不利
な日本海側の中では、石川県にあるメガソーラーの71.2MWに次ぐ規模
となっている。
※現在日本最大のメガソーラーは、岡山県の250KW規模のものらしい。
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展望施設にあるモニターに表示された本日16時頃の発電出力は、
一般家庭の年間消費電力の約19,000世帯分程度のようだ。
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この時の空は、上層に薄雲がかかっているような感じだった。




本州の南海上には前線を伴った低気圧があり東に進んでいる。
北日本は高気圧に覆われている。
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(朝の日本海)
日本海側の当地は低気圧から離れており、雲天域と晴天域の境界に近い。
佐渡ケ島方面は晴れているようだ。
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海岸の積雪はすっかり無くなっていた。
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(朝の砂丘地)
海岸からちょっと内陸に入った砂丘地の畑には、まだ積雪が10cm程残っている。
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雪の中から大根が姿を見せてきた。
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(午後の空)
日中は結構日射しも出てきた。最高気温は9℃近くまで上がる。




黄海から中国東北部を通って北海道の北に前線が伸びている。前線上の中国東北部には低気圧がある。
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(朝の砂丘地)
当地は今日も朝からよく晴れた。自宅近くの砂丘地の畑ではスイカの収穫がすっかり終わり、秋蒔きのダイコンのための耕起が進んでいた。
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(午後の空)
フェーン現象もあり、連日の高温となって今日も35℃超えの猛暑日となった。
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山沿いでは昨日よりも積雲が発達している。
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夕暮れの空では巻雲がピンク色に染まった。

梅雨前線が日本列島の太平洋側に沿うように停滞。熊本県など九州南部では記録的な豪雨となった。
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日本海側の当地でも、南西から北東の走向で次々と雲が入り込み、日中の一時的な小康状態を除き、ほぼ一日中雨が降り続いた。
そんな雨の中、早朝、近所の砂丘地を散歩した。
小さなブドウ畑では、みどり色のブドウの実がかなり大きくなってきた。
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ラベンダー畑では青紫の花が咲き誇り、やすらぐ香りが漂っている。
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ネギ畑も雨で濡れ、葉の青が瑞々しい。

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