カテゴリ: 虹
季節風強まり時雨模様
(北西方向の空の、朝から夕暮れまでの雲の流れの300倍速タイムラプス画像)
昨日日本海にあった低気圧は東海上に抜け発達し、日本付近は冬型気圧配置が強まってきた。
当地は北西から西寄りの風が強く吹き、日中の気温は10℃程度で、体感的には寒かった。
低い雲が海上から次々に入り込み、晴れ間と俄か雨が繰り返される時雨模様となった。
朝のうち、虹が現れたのが映っている。
寒気流入で時雨模様、朝の虹
朝虹とかなとこ雲
日本の南海上に、大型で非常に強い台風10号があり北上している。北日本から西日本にかけて、日本海沿岸に沿うように前線が停滞している。前線に向かって台風などから下層暖湿気が流入して、全国的に大気が不安定となっている。
明け方雨音で目が覚めた。かなり強い降り方。
レーダーアメダス画像で確認すると、近くの海上で雲が発生・発達して雨を降らせているようだ。
雨は1時間ほどで弱くなり、7:00前には西の空に虹が現れた。
自宅から歩いて10分程の海岸まで行ってみると、虹はほとんど消えかけていた。
ただ、海上にはもやもやとした雲が多く、新たな積雲発達の萌芽のようなものが見られた。
日中は青空が広がったが、海からの風が入ったため最高気温は30℃程度にとどまった。
午後は内陸部で雲が発達した。16:00頃の東の空には、かなとこ状の積乱雲の大きな雲塊が見える。
その手間を、海からの湿った気流に乗った猪子雲の群れが飛んでいる。
かなとこ雲は、わずか20分程の間にその姿をどんどん変えていった。
猪子雲は無くなった。
内陸側に見られた発達した雲。
夕方になると、再び自宅に近い海上・海岸部の頭上でも発達した雲が出来てきた。
日没直前の北西方向の空。