雲の流れと自然の愉しみ(日がな一日雲を眺めて暮らしたい)

天気や身の回りの植物や鳥たちなどを、歳時記的観察眼で記録していきます。 時々、我が家の愛猫”ハル”の日常も・・・。                佐渡ヶ島が見える海の近くに住んでいる気象予報士(No.1341)のブログです。

カテゴリ: 薄明光線

日本海沿岸付近に停滞前線があり、ゆっくりと南下。次第に不明瞭となった。
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前線に沿う形で細長い降水バンドあり、日中その通過の際に俄か雨
が降った。夕方になっても、内陸方向には発達した積雲が見られる。
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日本海方向は、青空をバックに巻積雲がきれいに広がり、秋っぽい
空となっている。中下層には、細長く伸びる積雲も見られる。
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雲から吐き出される息のような薄明光線。
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巻積雲によってできた彩雲。

天気図上では、日本の南海上などに台風・熱帯低気圧が複数並んで
いる。
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(日中の空)
今日も良く晴れて厳しい暑さとなった。
内陸では積乱雲が発達したところがあった。
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(夕暮れの空)
太陽の手前の積雲により、薄明光線が現れている。

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日没前、西の空に大きな光の筋が現れた。
これは「薄明光線」と呼ばれるチンダル現象の一種で、比較的よく
見られるものだ。
今日のものは、夕陽の光を隠す個々の雲はかなり小さいものだった
が、それらがいくつも横に連なっていたため、全体として放射状の
大きな光芒として見られたもので壮観だった。




北日本の上空には寒気が入り、大気が不安定となっている。
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当地は朝から雲に覆われ日射しが無く、日中は俄か雨も降った。
夕方になると次第に空が明るくなり、太陽を隠す雲の周りから薄明光線
の光の筋が見えてきた。
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海岸へ行くと、ちょうど雲の下から太陽が現れだし、海面に光の道
も見えてきた。
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内陸方向には、雄大積雲の頂部が薄いピンクに染まっているのが見える。
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佐渡島に落ちていく真ん丸な夕日。

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